調子が良くなってきた

ひと月ぶりに病院に行ってきました。 パニック発作みたいなものはずっと収まっていますので、血圧のお薬を継続して処方されて帰ってきました。

お薬手帳

1月に修理した楽器をボチボチお返ししていこうかと思います。

それが終わったら年始に断ったお仕事をお引き受けし直しまして、その後に一般的な修理受け付けを再開しようと思います。


ピックアップの製作【ドットバインディングJBの組み込み-3】

ボディ&ネックを塗装に出している間にピックアップを作ってしまいましょう。 まずはボビンを組み立てます。

ボビンの組み立て

ピックアップのコイルを巻き取ります。 今回はAWG42ゲージのエナメルワイヤーを使って、フロントは9000ターン以上、リアは11kΩくらいをめざして巻いていきます。

自分でピックアップを作れるので、お客さまのお好みに合わせてコイルの調整がききます。

コイルを巻く

ワックスポッティングが終わりました。 着磁すれば完成です。

ワックスポッティングした

ペグのレリック加工も進んでいます。

ペグのレリック加工

いい感じにツヤが消えました。


Birdcageのロゴを貼ってみた

火曜日は定休日なので仕事とは関係のないギターについてです。

ギタークラフト科時代に授業で塗装をして組み込んだストラトです。 ボディネックの木工はヤマさんだったので、ある意味Birdcageの組んだSTタイプとも言えるわけです。

その当時はラムトリックカンパニーでアルバイトしていましたのでSonicという説もありますが、Sonicは竹田氏組み込みなのでSonicではないですね(笑)

クラフト科で組んだストラト

クラフト科の生徒の中には、すでに自分のブランド名を考えている人もたくさんいて、ヘッドに自分のデザインしたロゴを入れたりするものなのですが、当時の私はそういう将来がまだはっきり見えていなかったのでロゴ無しで作りました。 ここにロゴを貼ってみようと思います。

ロゴがない

普通はロゴを下地とトップコートの間に入れていることが多いのですが、上から貼ってラッカーで軽く保護してみましょう。

Birdcageのロゴを貼ってみた

エアブラシで塗装してみました。

Birdcageのロゴを貼ってみた

最近は少しずつ元気になってきたようで、やりたいことが増えてきました。 その中にギターをもっと弾けるようになりたいな、というのがありまして(ベーシストなもので・・・)、このギターの位置づけが今までより大事なものになったのでロゴを貼ってみました。

見た目の問題でリテーナーを付けたいのですが、それが終われば完成ですね。 教材をやりとげるのになんと15年かかりました(笑)


フレットを抜いた【リッケンバッカーの改造-4】

あまりにもコキコキ言うのでナットの弦溝を広くしました。

弦溝を拡げた

ハイポジションの修正はまずまず良さそうです。 フレットを打つと少し逆反ったりもするのでこのくらいで。 サドウスキーみたいな逆反りセッティングのハイファイなリッケンというのもどうかと思いますので(笑)

ハイポジションの修正はOK

弦高は調整可能な範囲だと思います。 ブリッジは交換するので参考でしかないですが。

弦高調整はできそう

ブリッジを外しました。

ブリッジを外した

ミュートのネジが1本外されていましたが、バネが取り残されていました。 危うくどこかに行ってしまうところでしたが、「そもそも使わないからどっちでも良い(笑)」とか言われそうな気もします。

ブリッジの裏側

ペグも外しました。 ブッシュもあっさり抜けましたね。

ペグを外す

フレットを抜きました。 指板の塗装を落とします。

フレットを抜いた

指板の掃除が終わりました。

指板の塗装を落とした

フレット溝の中をさらいました。

フレット溝の掃除

スッキリしましたね。

ほぼ全ての部品を外せた

フレット溝の補修や塗装剥がしをしましょう。 あらかた剥がせたらバインディングの交換でしょうか。