レリック部の着色【2TSBのPBの組み込み-14】

塗装を剥がし終わりました。 生地を汚して欲しいというご希望なので、どうすれば上手くいくか悩みましたが、ラッカー下地までめくることができました。 「案ずるより産むが易し」ですね。

剥がし終わった

生地を着色していきます。

着色

裏側はこんな感じ

着色

フィンガーランプを取り付けることになっています。 この位置に付くのでリアピックアップの部分を削る必要があります。

フィンガーランプ

9ミリくらいカットしておいて、トリマーで加工するのが良さそうですね。

位置決め

フィンガーランプには、ネジが付いていないことが圧倒的に多いですよね。 みんな強力な両面テープで取り付けているってことでいいのでしょう。

カットして、貼って、トリマー加工して、外して、配線してからもう一度貼るかんじですかね。


専用のナットを手に入れた【メロディメーカーの改造-5】

オクターブネジの固定に使うネジを入手しました。 #8-32っていう規格なんですね。

オクターブネジをロックするナット

ナットを締め込むとネジが固定されます。 ダブルナットとかと同じ仕組みですね。

ナットを付けてみた

このギターみたいに、板バネトレモロの方に弦を引っかけるような使い方ですと、ブリッジにはボディ方向へ押し下げる力しかかかっていないので、ナットを付けないとネジがどうしても緩みます。

完成

2本のネジを回す度にアームごと外さないといけないので、とても手間がかかりましたが、しっかり調整できたと思います。

今後使用していくなかでのオクターブ調整は、サドルひとつずつのネジを回す微調整でOKです。


作業方針を検討【Burnyのリッパータイプの電池交換をしやすくする-1】

以前お預かりしたことがあるベースです。

バーニーのリッパー型ベース

バッファーが入っているのですが、電池の交換をする度にピックガードをあけることになるので、何かしら電池交換をしやすくする加工をすることになりました。

マーカス方式でピックガードをぶった切るという話も合ったのですが、裏側から掘ることになりそうです。

電池が交換しにくい問題

現状では電池はここにいます。 ボディ厚が薄いので、電池ボックスは付けにくいですね。

裏側から電池付近を掘って裏パネルを付けるということも考えたのですが、キャビティの底は裏側から5ミリ厚しか残っていないので、裏蓋を落とし込みにするとネジが効かなかったり、破損のリスクもありそうです。

裏パネルをつけるなら完全にキャビティを貫通させてしまって、キャビティより大きなパネルをつけるしかないです。

現状の電池の位置

あるいは、下の写真のような電池キャビティを裏側から掘って、小さい裏蓋を取り付けるという手もありますね。 これが一番、現実的でしょうか。

電池を入れるキャビティの例

ピックアップカバーに表面を覆う板を付けたのですが、ピックガードの穴がギリギリだったために、引っかかって剥がれてしまったそうです。

カバーが剥がれた

もう少し穴を拡げて、接着し直しましょう。