TOKAIのレスポールスペシャルタイプにモントルー製バダスタイプブリッジを取り付ける

トーカイのレスポールスペシャルタイプです。

TOKAIのレスポールスペシャルタイプ

モントルーのバダスタイプブリッジにKTSチタンサドルを載せた物に交換します。

モントルーバダスとKTSチタンサドル

PR-02で問題なく付きました。

チタンサドルに交換

ブリッジはこういう感じのオクターブ調整機構がついたバーブリッジが付いています。

テールピース部分

トラスロッドをほんの少し締めました。

トラスロッドナット部分

トーカイにはミリ規格のアンカーが打ち込まれていますので、ミリスタッドを追加で購入する必要があります。

ミリ規格のアンカーが打たれている

トラスロッドナットにグリスをさしておきました。

グリスをさしておいた

あらかじめ大まかに位置を決めておきます。

おおよその位置出し

フレットの両端からの距離と、ポールピースの位置から弦の位置を決めていきます。

弦溝の位置を決める

弦の位置が決まりました。 山の付いたバーブリッジが付いているときはアンカーはセンターに対して左右対称に付いていることがあるのですが、このギターはビンテージスタイルなバーブリッジに対応した位置に付いているようです。 溝が1弦側によります。

弦の位置が決まった

弦の太さの溝を作りました。

溝ができた

弦を張りました。 後は調整をして完成です。 細かい部品が多いので、変な共振が起こらないようにネジロックである程度固定しておきます。

弦を張る

外したテールピースですけれど、この山って微妙な位置に付いていますね。

山の位置が微妙

例えば5弦って3弦よりこんなに後ろにこない気がしませんか? スラントが緩い可能性もありますね。 スラントをきつくして4~6を前に出したらいいのでしょうか。

3弦が巻き弦に対応していて、4弦より前に出ている古いタイプのものに比べるとずっと良いですけれど、PRSに付いている物に比べるとオクターブチューニングが合いにくそうですね。


干潮の荒川

定休日は体内時計を整えに日中サイクリングに出かけました。 大潮の干潮らしく、護岸の石が見えるくらい水位が低くなっていて、接岸したボラの稚魚を釣り人が延べ竿で狙っていました。

干潮の荒川

大潮の日は2mとか潮位が変わるので、5時間後くらいにはこの歩道が水没するくらい潮が満ちてきます。 「河口から17キロメートル」とか書いてあるのですが、月と太陽の引力や関東平野の平らっぷりには驚かされます。

流れが下げ止まって逆流し始める瞬間が目で見て分かるので面白いですね。


オイルドボーンナットの取り付け【レスポールスペシャルを改造する-10】

ナット溝に付いていた古い接着剤を除去します。

ナット溝の掃除

新しいナットはオーナー様のご希望で、Sonic オイルドボーンナットOB-02です。

オイルドボーンナットOB-02 の取り付け

コンデンサがまだ到着していないのですが、後からでも取り付けやすい部品なので、ほかのところから配線作業を進めておいても良いかもしれませんね。


ネックを調べる【トーカイのストラトタイプをリフレットする-3】

フレットがなくなった状態で、指板の表面がどうなっているかさらに詳しく見ていきましょう。

やはりハイポジションの順反りが気になります。 ヒーター修正をしておきましょう。

ハイ起きが気になる

フレットはジェスカーの#47104を打つことになっています。 タングの長さがカタログスペックで1.54mm、幅が0.51mmでした。 指板が薄いのでフレット溝をどうするか考えます。

フレットはこれ

まずはヒーター修正からです。


もう一回ヒーターを当てる【ピンクのレリックJBの配線改造-9】

中央にできてしまったピークはこの数日で消えてくれました。 ハイポジションだけ温めてあったので、クランプをかけたときのクセがついただけで、ヒーターとしては効いていなかったようです。

13フレットあたりももう少し持ち上がって欲しいのでもう一回。

ヒーター修正

11フレット辺りから先だけ温めておいてから、アルミ柱に固定しました。