カラザースのベースです。
美しい杢の出た材でできていますね。
フロントがクワッドコイル、リアがデュアルコイルになっています。 これをロータリースイッチを使って3パターンの組み合わせで使えるように改造します。
今はバランサー、マスターボリューム(プリアンプオンオフ付き)トレブル、ベースになっています。
バランサー、マスターボリューム(バッファーオンオフ付き)、パッシブトーン、ロータリースイッチという配線にします。 4回路3接点のロータリースイッチを使いましょう。
裏パネルを開けてみました。
元の配線はこんな感じ。
銅箔シールにアース周りの配線が集められていますね。 ちょっと珍しい配線です。
バッテリーの下からクッションが出てきました。 元々は18ボルト用だったのでしょうか? 広めですね。
ピックアップを外しました。 リアはパラレルで出ていたようです。 フロントはどれがどれにつながっているのか詳しく調べますが、PBと逆PBみたいにシリーズでつないだ物をパラレルで出していたっぽいたすき掛けの配線が見えます。
元々はJBタイプのピックアップが付いていたような形跡があります。
配線が生け捕りにしました。
コントロールキャビティはこんな感じ。 銅箔シールを貼り替えるか、導電塗料を塗布しても良いような気がします。
ピックアップのコイルについてや、ロータリースイッチの接点、バッファーの取説などを確認して配線を考えていきましょう。
フロントピックアップは8芯のケーブルを引っ張り出すことになりますので、古い刑事ドラマに出てくる、とってつけたような時限爆弾の小道具みたいになりそうです(笑)