フレット溝の補修【トーカイのストラトタイプをリフレットする-6】

フレット溝を補修しつつ、溝の両端を薄板で埋めます。

マスキングした

指板が薄く、指板の両端までフレットのタングを打ち込むと、ネック本体のメイプルにまでノコの刃を入れることになってしまします。 なので両端は指板と色の近い薄板で埋めつつ、バインディングがあるネックと同じ工程でフレットを収めていこうと思います。

フレット溝の補修

トラスロッドが効くピークが6フレットあたりにあるので、弦を張ると結果的にハイポジションに軽微な順反りができます。 指板をこれ以上削るわけにはいかないので、ヒーター、フレットの圧入、フレットのすり合わせまで含めた全体的な作業でうまくカバーしたいと思います。


レジストペンを使ってエッチング基板を作る

初期型スティングレイのプリアンプを模した基板を作ります。

生基板

生基板をカットして穴加工します。 透明な素材でテンプレートを作っておくと、部品側からもパターン側からも見ることができるので便利ですね。

基板の穴あけ

こんな感じ。

穴があいた基板

レジストペンでパターンを描きます。

レジストペンでパターンを描く

この基板のために先日仕入れておいた新しいエッチング液をぬるま湯で温めつつ

エッチング液を用意する

基板の表面の銅を溶かしていきます。

銅を溶かす

エッチングが完了しました。

エッチングが完了

よく清掃します。

レジストを清掃

パターンがショートしているところがないかチェックします。

チェック

基板の表面が酸化しないようにフラックスでコーティングしておきます。

フラックスでパターンを保護する