指板の研磨【ブラックES-335のフレット交換-6】

フレット溝の補修をします。 ナット付近が12インチでボディに近いところが10インチくらいという逆円錐指板Rになっています。 あと1弦の方が順反りが多いので、このつじつまを合わせたいです。

フレット溝を補修した

ナットを外します。 塗装をカットするのですが、指板とネック材の間でブラックの塗装が割れていて、きれいに取るのが難しいです。 なるべくきれいな仕上がりを目指します。

牛骨ナットの塗装を取る

ここも指板材とネック材の間で塗装が割れていて、作業中にパラパラと落ちてしまいます。 補修するかそのままにするか御相談ですね。

ここの塗装が割れて剥がれてくる

指板を研磨していきます。

指板の研磨

ハイフレットは指板Rがきつくなっているので真ん中から削れていきます。 1弦側には順反りがあるので、結果的に6弦のハイフレットが残ります。

指板の状態

ローフレットも1弦側の順反りを潰しながらRを整えました。

指板の状態

結果的には0フレット側が10インチくらいで最終フレット側が12インチくらいの指板に収めるることができました。