木工加工の位置決め【フェンダーバードのネックジョイント位置変更-8】

センターを出しました。

センターを決めた

ネックをこのラインまで↓ボディのヒールに収めることになっています。 およそ12mmくらいネックを移動します。

このラインまでボディに収める

ネックポケットを掘るためのテンプレートを貼る位置、ブリッジのアンカーやテールピースのネジ穴の位置を決めました。

掘る位置を決めた

木工加工に入りましょう。


完成【サンバースト カスタムショップ製ストラトのリフレット-11】

新しい弦に交換したので弦高調整とオクターブ調整をしておきました。

オクターブ調整

お客さまのセッティングのお好みに合わせてもう少し変えるかも知れないのでまだトレモロを固定するブロックは入れたままにしてあります。 これでセッティングに問題なければネジを締めてブロックを抜けば完成です。

まだブロックを挟んである

ボリュームにガリノイズが発生していたので、接点剤で改善しておきました。 ナノカーボンを添加した新ブレンドを試していますが、上手に塗れば少量でものすごく良くなります。

ボリュームのガリノイズを接点剤で改善しておいた

これで完成で良いでしょう。

完成


少しずつチェックしていく【スペクターNS-2Jのプリアンプ修理-4】

一番怪しいのはBassつまみなのでここのガリノイズを接点剤で改善してみました。 ガリは良くなりましたが症状はあまり変わりません。

相変わらず消費電流が25mAくらい流れています。 ピックアップにどんなアンプが使われているかは分かりませんが、プリアンプ基板上の062は低消費電力なので通常1mAも流れないはずです。

接点剤を入れてみた

オペアンプの足が錆びています。 見た感じで、電池が液漏れしたことがあるようなので、その名残かも知れません。

オペアンプの足が錆びている

うちにあった062に交換してみましたが、やはり症状は変わりませんね。

オペアンプを交換しも症状が変わらない

バッテリースナップの修理をした際にどこか配線が間違っているとか、基板のショートや絶縁、オペアンプソケット、電解コンデンサの劣化、電池を逆につないだときに保護回路が壊れている(ついでに逆電圧がかかって何かが壊れている)、帰還ループ位相補償用のコンデンサがスチロール製で高周波に対応できていない(もしくは等価直列インダクタンスが増える方向で劣化している)・・・。

原因は何でしょうかね? 原因をこれだとハッキリ突き止めるに一度にバラさずにひとつずつ疑っていきたいので順番を考えます。


一度弦を張ってみた【64JBのネック修理-3】

5枚目のワッシャーを入れました。 これでヒールの木部と同じ面にそろうくらいです。

5枚目のワッシャーを入れた

トラスロッドをフリーにしても結構逆反った状態にできました。 360°くらいは軽くまわる感じになったトラスロッドナットを、120°くらい回した状態で弦を張っておきます。

かなり逆反らせた

この状態でネックがほぼフラットになります。

今のところ真っ直ぐに近い状態

これでキープできればいいのですが。