サイレントプラグ付きの2メートルシールドケーブルの製作

奇数メートルのシールドケーブルは各社販売しているのですが、偶数メートルのものってラインナップが少ないですよね。 今回はサイレントプラグ(ジャックから抜くとミュートされるプラグ)付きの2メートルシールドケーブルを作ります。

ベルデン8412とノイトリックのサイレントプラグ

もう片方のジャックはスイッチクラフト製にしました。 モントルーのケーブルから外したプラグを預かっていたので流用しようかと思ったのですが、ケーブルを固定する爪が折れたりスリーブが固着して外れなかったりしたのであきらめました。 ちなみにシールドに方向性は付けずに2芯を両方ホットにしました。

ハンダ付け

これでできあがりです。

ケーブルが完成

材料の組み合わせを指定してもらえればシールドケーブルの製作も承ります。


ハムを登載する【フェンダージャパン3TSBストラトのリフレット-6】

ハムバッカーを取り付ける計画なのですが、このギターはトレモロの近くにギターシンセのピックアップを2列取り付けて使うそうです。

ブリッジ付近

そのためのスペースを確保するとして、今のリアピックアップのネジ穴を活かして・・・

ネジの上に載せてみた

このあたりにハムバッカーを取り付けようかと思っています。

このあたりに載せたい


配線をリセットした【ビンテージホワイトのダンカンストラトタイプのピックアップ修理-5】

断線しているリンディのピックアップを交換していきます。 配線が全部いじられていて、全体的に信頼性が低い状態になっています。

元の配線

例えば弦アースがなくなっていたりします。 また壊れてしまったら二度手間なので今回1回リセットしましょう。

弦アースがない

ポットは今付いているものを分解洗浄します。 これでノイズがなくなりました。

ポットの分解洗浄

代わりに送ってもらったピックアップの位相を調べます。 リンディと逆相になっています。

ピックアップの位相の確認

同じSトップで巻き方向が逆になっています。

磁極の確認

ピックアップをアンプに繋いでポールピースを鉄製の工具でカンカン叩いて音出しチェックをしました。 音量的にはリンディの方が小さそうなのでこれをリアに持っていきます。

出力の確認

リンディの方はホコリが入り込んでいたので清掃しました。

ピックアップの清掃

リアに付いていたものをセンターに持っていくので配線を長いものに交換します。 フロントとセンターのハーフトーンではハムキャンセルしなくなりますね。

配線を交換

リアのピックアップを着磁し直します。 これで位相がそろいます。 センターとリアのハーフトーンではハムキャンセルしますね。

着磁し直す

配線が短いのでホット側だけ配線を交換しました。

配線の交換

ポット間の配線をやり直しました。

ポット間の配線

ピックアップを取り付けました。 きれいになりましたね。

ピックアップの配線

トレモロスプリングホルダーから弦アース線を引っ張ります。

弦アース

キャビティの中のホコリも掃除しました。 ジャックも清掃して配線を新しくしました。 黒い線はボディの裏側から来ている弦アース線です。

弦アースなどの配線

ピックアップの高さ調整をしました。 音量感を整えるとセンターが高くなりますね。 音量はそろえましたが、フロントのジャリンとリアのギャリンに挟まれてセンターが少し地味に感じます。 フロントとセンターのキャラ分けができていないストラトも多いのでこれはこれで面白いと思います。

PUの高さ調整

あとはリテーナーのスペーサーをどうにかすれば弦を張り替えて完成になります。

あとはリテーナースペーサーのみ

ちゃんと弾けるギターになりそうですね。