Fujian 35mm f1.7をanamorfakeレンズにDIYする

防犯カメラ用みたいなレンズFujian35mmですが、映画用のレンズみたいなフレアや縦長な玉ぼけができるレンズに改造してみます。

後玉を外します。 なんの工具もなく手で開くのがこのレンズの安っぽくて好きなところですね。

後玉を外す

楕円形の絞りを作ります。 あえてオレンジ色の画用紙にすることでオレンジのフレアを起こします。

絞りを切り出す

ブラックミストフィルターの効果が強すぎて困ることがあるので作り直すのですが、今回は中央付近だけマスキングしておきます。

マスキングテープをカットする

保護フィルターの内側にラッカースプレーでブラックミストを吹き付けました。

ブラックミストフィルターの自作

フィルターはこんな感じ。

ブラックミストフィルター

猫の目みたいでかわいい。

猫目

で、使ってみましたがあまり好きではなかったので元に戻しました。

APS-Cレンズのf1.7ではボケ感が足りない気がします。 フルサイズのグルグルボケ系オールドレンズでやる方が大胆な楕円型ボケが作れて良いと思います。

Fujianは25mmもあって、マイクロフォーサーズでないと角が黒くケラれるみたいですが、ケラレ具合によっては横長にトリミングしてしまえばむしろシネマティックになるかもしれませんね。 試してみてダメだったらマイクロフォーサーズユーザーの友達にあげれば良いですし。 この遊びはもう少し研究が必要です。