弦高を調べていて気が付いたのですが、弦高を調整するイモネジの頭がいくつかダメになっていますね。
ネックジョイントのネジに対してボディ側の穴が少し狭くて引っかかっているので、拡げておきます。 ここに引っかかっていると・・・
同じネジ穴にネジを戻すことが難しくなって、ネジ溝が二重に切れてしまったり、それが原因でネジが効かなくなることがあります。 左下のネジ穴がそうなっていますね。
ペグは緩んでいたので増し締めしておきます。
早速フレットを抜きました。
接着材を取り除いて整えます。
フレット溝を補修しました。
トラスロッドナットは270°くらいしか回りません。
グリスを注しつつ、ワッシャーも1枚足しておきます。
トラスロッドナットがギリギリまで締まっていて、なおかつローポジションが逆反りでハイポジションが順反りになっています。 トラスロッドを緩めてもハイポジションが順反らないくらいまでヒーター修正します。
ネジ穴はタイトボンドで補修してみましょう。
タイトボンドはネジにはくっつかないので、固まった後に抜けばネジをかたどることができます。 すでにアロンなどでコーティングしてある場合はネジ穴の中でタイトボンドが剥がれると思うので、状況にはよりますがなかなか使えるテクニックです。