シムを抜いて弦を張ってみました。　やっぱりシムは必要なようです。

トラスロッドはほぼ締まっていなかったのですが、今回少し締め込みました。　ナットがめり込んでいますが、まだ調整可能な範囲です。

シムは新しいものを作りました。　ネジが通るタイプです。

弦高調整をしていきます。

トレモロスプリングを5本張って、トレモロを使わない設定なのですが、6弦をチョーキングするとヒールが浮きます。　もう少しスプリングホルダーのネジを締め込む必要があります。

気が付いたことがあります。　フロントピックアップのポールピースの長さが変わっていますね。　5・6弦が高くて、3・4弦が低いです。　Black1ってこういう仕様なのでしょうか？　たまたまピックアップのメーカーが間違えただけでしょうか？

それを踏まえつつピックアップの高さ調整をしました。

オクターブ調整もしました。　まあまあきれいにサドルが並んでいます。

サドルの高さも常識的な範囲に収まりました。

気になっていたノブの向きも直しました。　フルにしたときに弦と並行になります。

ストラップピンのネジがゆるめだったので補強しました。

これで演奏可能な状態になりました。

これでネックが動かなければ完成でしょう。　ピックガードのエッジを尖らせたので格好良くなっていますね。

ナットを粗加工しました。

弦を張っていきましょう。

弦を張った状態でギターを演奏する時と同じ角度に抱えて、フレットの擦り合わせを行います。

フレットを磨きました。

ナット溝の深さを追い込みます。

リテーナーが角張っている気がしたので引っかからないように研磨しました。

弦交換をしました。　これでネックが動かなければOKです。