ピックアップカバーを外してみたいのでピックガードを外しました。

カバーを取ってみます。 ポールピースのように見えていた黒いものは樹脂シートでした。

音叉を使ってどこからどこまで音が出るか調べます。 マグネットに鉄製のものを置いて磁界を拡げた場合には、全体の音量は少し下がりますがコイルの端から端まで音が出るようになります。 日本仕様のベースからピックアップを移植できない場合はこういう改造を考えましょう。

内寸を測りました。 国内仕様ベースからピックアップを移植しても、このカバーを使うことができそうな気がします。

ちなみに中国製のコピーピックアップとして流通しているものがこれと全く同じではないかということが、オーナー様の調べで分かりました。 最悪の場合、改造中に壊してしまってもリカバリーが効くという意味では良いことです。

と言っていたら、国内仕様ピックガードを外して持ってきてもらえました。 結構ボディサイズが違いますね。 これを並べて見比べることができる機会はめったにありませんね。

英国仕様PUは磁界が狭いですが・・・

国内仕様の方は広いです。 こっちは実際にライブでも弾いて良い音がしていたということなのでこのピックアップを移植する方向で進めていきましょう。

キャビティの大きさはかなりギリギリで、あちこち引っかかりそうです。

トリマーのベアリングビットを使って、ベアリングと刃の間に1mm差を付けてあげることで、全体を1mm掘り広げればスポッと入りそうな気がします。
国産仕様ピックアップの細かい寸法を見ていきましょう。