配線作業【Tokai Talboのメンテナンス-11】

配線をしていきます。 ボリュームとトーンの準備をしておきます。 コンデンサは元から付いていたものを流用しました。

ボリュームとトーンの配線準備

アナログデザインの10ターミナル5ウェイスイッチを手に入れました。 両端が直列ハムバッカー、その内側がタップ(内側のコイルを生かす)、センターが直列ハムバッカーの並列ミックスという配線になります。

スイッチの配線準備

配線が完成しました。 ヤニがピックガードに飛ぶと表側から見えると思うのでマスキングして作業しました。

アッセンブリーが完成

ピックガードとネックを取り付けました。

ピックガードを付けた

ブラックタスクナットを成形して弦溝を作っていきましょう。


ベース4本まとめてメンテナンスした

ベースを4本持ってお越し頂きました。

ベース4本の調整

レコーディングに向けていつものメンテナンスです。

Moonの5弦

順反りしがちなネックのベースが多いのでひと頃は毎年ヒーター修正をしていたのですが、どのくらい弦を緩めておけば真っ直ぐの状態をキープできるかという研究をしてきた結果、今回は4本ともトラスロッド調整なしで仕上げられました。

調整したベースを弾いてみてもらう

4本弦交換やフレットクリーニング、アッセンブリーのチェックや清掃、弦高調整とオクターブチューニングなどを順番にやりました。

フレットレスベースの調整

くたくたになりましたけれど、調整が上手くいったので楽しかったです。


配線の分解と検討【Tokai Talboのメンテナンス-10】

ピックガードから配線を外しました。

回路を分解する

ピックガードを水道で洗ってみたらきれいになりました。

水道で洗ってみた

ジャックに向かう線は新しいシールド線に交換しようと思うのですが、透き通り具合が変わりそうですね。

青い配線

テスターで調べてピックアップコイルの構造を理解しました。 それぞれのピックアップがタップされるポジションができるように配線します。

ピックアップの配線を検討する

スーパースイッチが必要かと思いましたが、アナログデザインの5ウェイスイッチ・10ターミナルのもので実現できそうです。