レリックベースに似合うジャズベース用ベッコウピックガードの加工

モントルー製リアルセルロイドピックガードのエッジをとがらせる加工です。 こうするとビンテージっぽさがぐっとでるので、レリック加工されたベースに似合うベッコウピックガードになります。

ピックガードの角をとがらせる

加工が上がったところ。

加工完了

近くで見るとこんな感じ。

加工完了

今手に入るものの中ではこれが一番良いのではないかと思っています。

加工完了

できあがったところをインスタグラムで三次元動画風にご紹介しています。 ご興味がある方はご覧下さい。


ハムバッカーの製作

ハムバッキング・ピックアップの製作を頼まれました。 ボビンには樹脂成形のバリが出ていたりするので、あちこち研磨してからコイルを巻きます。

AWG42ゲージのエナメル線を手送りでランダムに巻き取っていきます。

ハムバッカーのコイルを巻く

ボビンにポールピースを圧入しているところです。

巻き上がったコイル

フレットの圧入機を使います。

ポールピースの圧入

配線して組み上げたところがこちら。

組み上がったハムバッカー

単芯のシールド線で出力する方式のビンテージなスタイルのハムバッカーです。


ストラトピックアップの製作

ストラトのピックガードアッセンブリーを作ります。 まずはピックアップの製作からです。

組み立て前のボビンはこんな感じです。

組み立て前のボビン

ハンダ付け端子を取りつけます。 アイレットとかハトメとか言いますね。 ここは革細工で使うハトメ打ち棒を利用しています。

アイレットの打ち込み

組み立てていきましょう。

ポールピースの押し込み

ボビンの組み立てをしているところです。 フレットの圧入機を使っています。

スペーサーでコイルを巻く幅を決めつつ、上から押さえ付けて組み上げています。 このあたりはいろんなやり方がありそうですね。

ボビンの組み立て

コイルの巻き取りはこのマシンでしています。 他にも2種類使ったことがありますが、このワインディングマシンはとても使いやすいです。

コイルを巻く

巻き上がったコイルがこちらです。 今回はフォームバー皮膜線のAWG42ゲージですね。 手でテンションをかけながら左右にコイルを振りながら巻き上げます。

コイルがランダムにスキャッター巻きされているのが写真でも分かりますでしょうか? 人が手で巻くことで自然とこうなります。

巻き上がったピックアップ

フロント、ミドル、リアそれぞれ2個ずつです。 ここからワックスポッティングと着磁ですね。

他にもワックスポッティングを頼まれているギターがあるので一緒にやります。