Power Distributorの最終ロット

モントルーから発売されているEarly Birdブランドのパワーディストリビューターがいよいよ最終ロットの製作になりました。 まだ私がラムトリックカンパニーにいたころに早起きして朝の7時から試作品を作っていた商品です。

アーリーバードというのは早起きは三文の得からきています。

感光基板の露光から。

感光基板の露光

現像後にエッチングしたところ。

完成した基板

今後もし同じようなパワーサプライが必要な方は直接御相談ください。 同じ仕様の商品は製作可能です。 幻に終わったバージョン2(18ボルト出力がつくもの)も製作します。

 


基板の製作【The chipで歪みエフェクターを作る-2】

フェンダーブレンダーを分解していきます。 お客さまのご要望で筐体だけを流用します。

フェンダーブレンダーを分解する

基板を抜き出しました。 この外形だけをコピーして基板を入れ替えます。

基板を取り出した

The Chipの中には増幅に関する主要な部品があらかた含まれているので、それを使ったFAZZを組むにあたっては少数の外付けの部品をつけるだけですみます。

エッチング基板を作るのではなく、ハトメを打ってポイントトゥポイントで配線することにします。

ハトメを打つ

ギャレットオーディオからポットが届いたら組み上げます。


ニッケルパーツを50年古くするタイムマシン【フレットレスJBの組み込み-19】

新品のGBR-640ペグをレリック加工しました。 新品の時がこちら。 ピカピカです。

新品のGBR-640

うちにはニッケルパーツを50年分古くする玉手箱みたいなタイムマシンがありまして、3日後に取り出すと50歳くらい渋くなって出てきます。

ク加工した新品のGBR-640

これをつかってエイジド加工ベースに仕上げます。

次はコーティングしたフレットレスベースのネックを仕上げていきましょう。

コーティングしたフレットレスベースのネック

ちょっと厚塗りしたのでエポキシを削るのが大変そうです。


リアルセルロイドピックガードを登載したプレシジョンベース

以前、リアルセルロイドピックガードのエッジを30°にとがらせる加工をさせて頂いたお客さまから、ベースに搭載した写真をお送り頂きました。

レリックのボディ&ベースを海外から取り寄せて、お友達に組んでもらうという企画で、レリックに似合う現行ピックガードとしてこのエッジ加工を選んで頂きました。

ベースはとても渋い見た目に仕上がっています。

リアルセルロイドピックガード

ピックガードも気に入って頂けたようでとても良かったです。

加工時のブログ記事はこちらからご覧頂けます。

 


ハイブリッドJBピックアップ下準備配線【フレットレスJBの組み込み-16】

配線の下準備をします。 60年代風コイルと70年代風コイルと切り替えられる、Birdcageハンドメイトのハイブリッド・ピックアップBJJ-HY.を取りつける回路を作ります。

スイッチポットを引き上げると70年代風のスッキリしたブライトなJBサウンドになります。 スイッチポットのノーマルポジションでは60年代風のファットなJBサウンドになります。

コントロールアッセンブリーの配線例になるので写真を撮っておきましょう。 見やすいようにトーン用のコンデンサはまだつけていません。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

コンデンサはスイッチポットの周りに取りつける予定です。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

正面から見たところ。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

スイッチからでた線はそれぞれのボリュームポットの2番(真ん中)端子に入っています。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

取りつけ時の参考にして下さい。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

いろんなバンドを掛け持ちしている人には最適です。 「あのベースの音!」がたくさん必要な時に何とかしてくれます。 手元で音作りするのが好きな人はぜひお試し下さい。

地味で玄人好みなアイデアで製作しているピックアップですが、使ってくれている人には大変好評です。