アクリルテンプレートの製作【vintageのストラトの改造-7】

ピックガード加工のためにアクリルテンプレートを作ります。 ベアリングビットを使うための1対1の治具を作ることにします。

登載するピックアップ

関係ないですけどピックアップの磁力で謎の六角レンチが付いてきています。 他のピックアップのポールピース調整用なのか、輸入元の担当者の私物工具なのかは分かりません。 ネジとかもくっつくので気をつけましょう。

磁力に工具が付いてきた

けがき針と針のコンパスで製図します。 今更気がつきましたけどコンパスがふたつあると便利そうです。 同じ長さに2回合わせないといけないことが多いので最初から2個使えば良いのです。

製図する

糸のこ盤で切り出します。

糸のこ盤で粗加工

トリマーを使って仕上げました。 こんな感じ。 1枚に2個の穴を空けました。

テンプレートが完成

実際にはこの間にストラトのシングルが来ます。 距離ももっと離れているので貼り替えて使います。

見た目は一見ストラトなのですが、7千円のギターというのは微妙に型や使っている部品がちがうので、全く新しいギターを発明しているような手間がかかります。


ハイブリッドJBピックアップ下準備配線【フレットレスJBの組み込み-16】

配線の下準備をします。 60年代風コイルと70年代風コイルと切り替えられる、Birdcageハンドメイトのハイブリッド・ピックアップBJJ-HY.を取りつける回路を作ります。

スイッチポットを引き上げると70年代風のスッキリしたブライトなJBサウンドになります。 スイッチポットのノーマルポジションでは60年代風のファットなJBサウンドになります。

コントロールアッセンブリーの配線例になるので写真を撮っておきましょう。 見やすいようにトーン用のコンデンサはまだつけていません。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

コンデンサはスイッチポットの周りに取りつける予定です。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

正面から見たところ。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

スイッチからでた線はそれぞれのボリュームポットの2番(真ん中)端子に入っています。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

取りつけ時の参考にして下さい。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

いろんなバンドを掛け持ちしている人には最適です。 「あのベースの音!」がたくさん必要な時に何とかしてくれます。 手元で音作りするのが好きな人はぜひお試し下さい。

地味で玄人好みなアイデアで製作しているピックアップですが、使ってくれている人には大変好評です。


ピックアップカバーのレリック

これは頼まれもので90個レリック加工しました。

ピックアップカバーのレリック

角を削って研磨した後、人から借りている卓上両頭グラインダーにホームセンターで買ってきたバフをつけて磨きました。 卓上バフがあるとこういう作業は早いですね。

昨日は秋葉原で部品を買い足したあと、水道橋のドイトというホームセンターに行ってみました。 ものすごく広いわけではないのですが商品配置密度が高くて自分の業種に対応した品揃え感がとても好印象でした。

お昼ご飯は水道橋の天下一品にしたのですが池袋店の方が好みでした。 差が微妙すぎて何が違うのかはさっぱり分からないのですがなんとなくです。 池袋店にはなにかしら「ハッ!」っとさせられる感じがあります(笑)


手帳のメモノート17冊目

2013年の年末から使い始めた手帳の右側ノートが17冊目に突入しました。

手帳のメモノート

新しく知った回路図とか、思いついた加工法とか毎日どんどん知識が更新されていきます。 たまにまとめて読むと面白いです。


塗装はがし【TACOMAの塗装修理-2】

塗装の職人さんにお願いしてキレイにリフィニッシュしてもらうとなるとブリッジやネックもはずさなくてはいけなくなりますし、どうしようか迷っているTACOMAです。 とりあえず弾ければというご要望なのに工賃が結構な額になってしまいそうなのです。

とりあえずトップコート塗装を地道にはがしてみています。 下地とトップコートとの間で密着不良を起こしています。

もとはこんな感じでした。

TACOMA病の塗装

裏側は下地だけ残して全部はがせました。

裏側は全てはがせた

サイドが少し残っているのですが地道にやればはがせそうです。

トップ面も半分はがしました。

トップも半分はがせた

おそらくこれは、下地を刷毛で塗って、研磨せずにトップを吹いています。 下地がテカテカしているので、密着しなかったのでしょう。

今ある下地を研ぎ直して、その上にウレタンサンジングを吹き足してから研磨して、そのままつや消しで仕上げるならブリッジやネックを外さなくても、そこそこの見た目にはできそうです。 それがTACOMAの塗装はがれに対処する現実的な落としどころかなと思い始めました。

それなら自分の工房環境でもできそうですし・・・。 つや有りにするなら平滑を出すために分解は必須になると思います。