どう加工しても弦が引っかかってしまうナットだったので交換することにしました。 弦を緩める方向で特に引っかかってしまうので、チューニングをし直すときに不便です。
ナットを外しました。 写真ではすでに大まかに加工した牛骨ナットを置いています。
接着する側をしっかり成形して接着。
上面は接着後に作業します。
昨日塗り足した導電塗料の効果を確認します。
1センチの距離で測った抵抗値が、235Ωあったのが19.8Ωまでさがりました。 ひと桁変わりましたので、これならしっかり効果が出そうですね。
ギターを歪ませたら、CTSポットのボリュームを0にしてもアンプから音が漏れる現象がよくありますが、あれってたった50Ωくらいでそういう症状が出てしまいます(50キロΩではありません。3桁低い50Ω。)。
ということは導電塗料もそれくらいは低くないと外来ノイズ電流をアースにショートしてノイズのボリュームを0にしているとは言えないわけです。
1センチで測っているので計測距離が離れれば抵抗値は上がりますし、実際は導電塗料からさらに電波として配線のホット側に飛び込まないとノイズとして乗らないはずなので、単純比較は出来ませんが参考になる数値だと思っています。
次はネックが塗装屋さんから帰り次第、フレットとナットです。