塗装はがし【TACOMAの塗装修理-2】

塗装の職人さんにお願いしてキレイにリフィニッシュしてもらうとなるとブリッジやネックもはずさなくてはいけなくなりますし、どうしようか迷っているTACOMAです。 とりあえず弾ければというご要望なのに工賃が結構な額になってしまいそうなのです。

とりあえずトップコート塗装を地道にはがしてみています。 下地とトップコートとの間で密着不良を起こしています。

もとはこんな感じでした。

TACOMA病の塗装

裏側は下地だけ残して全部はがせました。

裏側は全てはがせた

サイドが少し残っているのですが地道にやればはがせそうです。

トップ面も半分はがしました。

トップも半分はがせた

おそらくこれは、下地を刷毛で塗って、研磨せずにトップを吹いています。 下地がテカテカしているので、密着しなかったのでしょう。

今ある下地を研ぎ直して、その上にウレタンサンジングを吹き足してから研磨して、そのままつや消しで仕上げるならブリッジやネックを外さなくても、そこそこの見た目にはできそうです。 それがTACOMAの塗装はがれに対処する現実的な落としどころかなと思い始めました。

それなら自分の工房環境でもできそうですし・・・。 つや有りにするなら平滑を出すために分解は必須になると思います。


BCP-3 のチェック

できあがったBirdcageブランドオリジナルの3バンドイコライザー・プリアンプ、「BCP-3」 の出荷前チェックです。 ひとつひとつハンドメイドで作っています。

BCP-3 のチェック

Birdcageという屋号はこのプリアンプの鳥かご型配線パターンに由来しています。

BCP-3 のチェック

チェック機がちょっとかわいいのです。

今、中森ちぇき菜で弾いている自分のベースにはこれのプロトが載っているのですが、製品版と弾き比べてみると製品版の方が可変幅が広がっていて押し出しの良いベースラインが弾けて良いですね。

近いうちにプロトから製品版に載せ替えましょう。 BCP-3はパッシブベースが好きな人に向けて、ベースに内蔵できるアクティブくさくない3バンドイコライザーを提供しています。


配線作業【Washburnの配線修理-2】

新しいピックアップが届いたので配線を始めます。 まずはパーツごとに下準備的な配線をしていきます。

レバースイッチは元のものが使えそうです。 他の部品は交換します。

右のスイッチポットは、シャフトが曲がっていたので交換です。 リアのハムバッカーのタップ用に配線しています。 スイッチが1回路余るのですが、両方とも並列でつないで使ってスイッチ故障のリスクを減らしましょう。

パーツごとの配線準備

できあがった配線はこんな感じ。

完成した配線

シングルピックアップからきている線がもともと短くてちょっと苦しい感じですが、そこそこスッキリしましたし、故障のリスクは随分減った感じです。


Junction Box Early Bird 最終ロット

モントルーから発売されている、Early BirdブランドのJunction Boxです。 このロットで最終出荷になるようです。 いろいろあって製作を引き継いでいた製品ですがこれで作り納めです。

Junction Box Early Bird

他のブランドからも同じようなものが販売されていますが、販売終了後にどうしても同じものが欲しくなったらこちらのメールフォームからご連絡下さい。 定価で良ければ印刷無しで同じものを作れます。