先日ボビンを組み立てていたピックアップです。
フロント側がAWG43ゲージ、リア側がAWG42ゲージのエナメル皮膜線になっています。
次はワックスポッティングです。
ギターパーツ販売でおなじみモントルー社取り扱いの「リアルセルロイドピックガード」という商品があるのですが、このピックガードのエッジを通常の45°くらいから30°くらいまでとがらせるという加工サービスを提供しています。
フェンダー系ベースをビンテージベースに近づけようとするとに一番困るのがベッコウ柄ピックガードです。 レリックのベースでもどうしてもピックガードが浮いてしまいます。 これがストラトならミントグリーンで良いので何とかなるのですがベースはそうはいきませんね。
先日エッジ加工させていただいたピックガードを取りつけたベースのお写真をお客さまから頂戴しました。 このピックガードに交換するとビンテージベースに近づけることができます。
とてもカッコいいですね。 気に入っていただけて本当に良かったです。
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ピックアップと弦の距離は取り付けネジを回すことで調整が可能です。 距離によって音量が変わりますし、音色はネジを90°くらい回すだけでも変化が聞き取れますね。
ピックアップと弦の距離は近づけすぎると問題が発生します。 最終フレットを押さえたときに弦はピックアップに一番近づきますが、その時に弦がピックアップの磁力に引きつけられすぎると「ウワンウワン」とうなってしまうのです。
さらにオクターブチューニングもずれてしまいます。 特にフロントピックアップの影響が強いのですが、例えばこのギターのフロントピックアップは弦に近づきすぎです。
最終フレットを押さえながら調べていったところ、このギターのピックアップはこのくらいの設定が限界でした↓
ピックアップを下げていくと、ネジを回してもピックアップが下がらないことに気がつくことがあります。 ネジがピックガードから浮いていますね↓
こういう場合はネジに通してあるゴムチューブを新しいものに交換する必要がありますね。 もし機能性重視なのならバネに交換するのがオススメです。