状態をチェック【カポを付けるとチューニングがくるうアコギ-1】

カポタストを付けると急にチューニングがくるうというアコギです。

カポを付けるとチューニングが狂うアコギ

何が原因なのか調べています。

ロッドを回そうとしたら、小型のモンキーレンチを紛失していることに気がついたので

モンキーレンチ

秋葉原に行ったついでに買ってきました。

しかしどこに行ったのでしょうねえ。 工具の置き場所が決まっているのであまりなくすことがないのですが。


ピックガードの裏側に無垢の銅箔を張る

アセチ素材のピックガードが加水分解して酢酸ガスを放ち、ドンドン錆びていくベースについてです。 ピックガードは取り外しましたがボディからもいまだに酢酸ガスが出ているようなので、ピックガードに無垢の銅箔シートを張っておきます。

無垢の銅箔を張る

頼むからこれから錆びてくれという意味です。

無垢の銅箔を張る

錆びたらたまにコンパウンドで磨くと良いですね。

あと、お酢に生卵を入れると外側の殻だけ溶けて、ブヨブヨした中身だけ取り出せますよね。 アレの原理で卵の殻を入れた布袋とかをピックガード付近に置いておくのが良いかもしれません。

卵の殻の主成分は炭酸カルシウムですから、湿度の多い時期は粉末系の除湿剤をピックガード近くに置いておいても同じことですね。

何よりケースにしまわないことが大切です。 換気が一番。

 


ギター1本丸ごとレリック

持ち込んで頂いたギターを丸ごとレリックします。

塗装をつや消しにしてからつやを出す

塗装全体にツヤが消えるまで細かい傷を付けてから、適度に磨き上げてつやを出していきます。

 

続いてプラスチックパーツも汚していきます。

樹脂パーツのレリック

金属パーツも今、専用のタイムマシンに入れてレリック中です。

ギター全体を一度分解して作業することになるので結構大がかりです。 部品代以外で3万円くらいかかりますが、こういった作業が必要でしたらこちらのメールフォームから御相談下さい。

今回はピックアップカバーだけ交換します。 他は元からついていたものを加工します。 かっこよくなりそうですね。


配線作業【Burnyベースにバッファーをのせる-1】

Burnyベースにバッファーを登載する作業です。 リッパーに似た形をした楽器で、以前ピックアップの追加でお預かりしたことがありますね。

これからあバッファーを内蔵するベース

もっとギブソン的な見た目に近づけるために、メタルドームノブからスピードノブに交換します。 その際に、ワッシャーも通常のドレスワッシャーから、ポインターワッシャーに交換します。

ツマミとワッシャーを交換する

PBピックアップ付近もネジやポールピースの銀色部分を黒っぽいデザインに改造します。

ピックアップ周りを加工する

元の配線はこんな感じになっています。 ボリュームとトーンだけです。 プッシュプルのスイッチでPBタイプのピックアップと、ハムバッカーを切り替えるようになっています。

元の配線

ハムはパラレル(並列)配線になっています。 初期のスティングレイはシリーズ(直列)配線になっていましたが今はこちらのほうが主流ですね。

スイッチの上の段のクロスワイヤーがPBの出力線でセンターがボリュームに行く線、下のカラフルなのがハムバッカーです。

元の配線

とりつけるバッファーは他の楽器から取り外したもので、こういう状態です。

取りつけるバッファー

電池はここか、もしくは

電池の位置

ここに入りそうです。

電池の位置

ポットは少しノイズが多いので新しいものに交換しようと思います。 ポットチェッくんが役に立ちます。

ポットは交換した方がよさそう

向こう側がボリューム。 手前側がトーンになります。

ポット周りの配線準備

配線が形になってきました。 ポットの背中に付いているミニスイッチはバッファーのバイパスです。 ピックアップの切り替えはミニスイッチになっています。

配線がほぼ完了

外から見たらこんな感じ。

外観

電池はジャックの近くに入ることになりそうです。