スタッドが取れない・・・【レスポールJr.のブリッジ交換-1】

レスポールJr.です。 ブリッジをモントルー製のバダスに交換します。

レスポールJr.のブリッジ交換

と、ここで問題が。 今付いているトーンプロスのスタッドがアンカーに噛みついてしまっていて外れません。

トーンブロスのスタッドが噛みついて外れない

専用の工具が付属しているのですが、それも開いて壊れてしまっています。

このまま無理に外そうとすると、外れた瞬間に塗装をザックリと痛めてしまいそうなので、アンカーごとボディから抜き上げて作業することにします。


導電塗料の塗布【SGのノイズ処理-1】

以前もお預かりしたことがあるSGです。 今回はノイズ処理をすることになりました。

SGのノイズ処理

ピックアップはカバードですし、シールド線なのでここは別に導電塗料を塗らなくてもいいかもしれません。 しかし、今後もしかしたらピックアップを交換することもあるかも知れませんので一応塗りましょう。

ピックアップ部分

以前、配線作業をさせて頂きましたので、ここはきれいにまとまっています。 レスポールと違ってスイッチが同じキャビティにあるので、分解の手間は少ないです。

コントロール部分

導電塗料を塗っていきましょう。

配線を外した

ピックアップキャビティも塗ります。

導電塗料の塗布

コントロールキャビティはこんな感じになります。

導電塗料の塗布

裏蓋に関してはアルミシートを貼ります。

アルミシートの取り付け

ここで使うアルミシートは表面が無垢の物である必要があります。 よく、表面にビニール加工がされたものが使われていて、アース電位につながっていないものを見かけます。


リアルセルロイドピックガードの取り付け【フェンダージャパンの’70s風JBの改造-7】

新しい牛骨ナットを接着しました。

新しいナットを取り付ける

リアルセルロイドピックガードのネジ穴を少し拡げて、皿も少し大きくします。 こうした方が、インチネジが平らに収まるのでひと手間かけています。

ネジ穴の皿を拡げる

ピックガードを取り付けたあと、コントロールパネルとの接合面を合わせていきます。 このけがき針で線を引いたところまで削る必要があります。

ピックガードの取り付け

ネックジョイント部分はベアリング付きのトリマービットをつかってボディと同じラインまで削り飛ばします。

ジョイント部分を合わせる

ピックガードが交換できました。

ピックガードが付いた

次は弦を張っていきましょう。


落としたらビリつくようになったベース

ライブの最後にベースが落下してうつぶせに倒れたらしく、以来ハイポジションの一部がビリつくようになったということでお越し頂きました。

ベースのセッティングが完了

フレットがへこんだり浮いたりしているような形跡がないので、弦を調べました。

原因が弦が折れ曲がったこと

折れ曲がっています。 張力をかけていると曲がって見えないので、弦を外してみないと分からないのです。

新しい弦に交換しつつ、お好みのセッティングを出すためにお客さんとお話ししながら楽器を調整しました。

はるばる遠くからお越し頂きましたが、セッティングを気に入って頂けたようで良かったです。