全体をチェック【ES-330 の修理-1】

トグルナットが弦に共鳴して異音を発しています。 調べてみたところ、レバーの付け根の部分が緩くなっているようです。

交換するか、なにかで抑えるかしかありません。 ビンテージ価値を維持するならとりあえずこのままにしておいて、レコーディングでは輪ゴムでポットなどとくくるというのが良いかもしれません。

共鳴するトグルスイッチ

ブリッジスタッドのネジ山がダメになっています。 ここはやすりでさらいましょう。

スタッドのネジ山が潰れている

訳あって、ブリッジを交換します。 サドルに弦溝を切っているところ。

サドルに弦溝を切る

弦を張りました。 元のブリッジは向きが逆についていたので、ブリッジを分解してサドルを全部入れ替えるか、新しいものにするかというところだったのですが、新品のブリッジを持ち込んでいただいたので交換となりました。

弦を張る

ナット溝が低いので交換します。 すでに1回交換されているようです。

ナット部

エポキシ接着剤がべったり付いていて、ナットが浮いている感じでした。

ナットを外した

この透明の接着剤を剥がすところから作業が始まります。