クランプを外してみた【ネック折れ修理の実験-11】

クランプを外してみました。 一番薄いところで13ミリ台。 周りに合わせて15ミリ台の厚みに仕上げたいにであと2~3枚貼ってから成型したい感じがします。

もう2枚貼りたい

で、形が決まったら突き板1枚分削り込んで、最後の1枚を貼って仕上げれば木目がきれいに出るということではないかと思います。


配線が完成した【白いSQUIERの改造-11】

ピックアップの配線はこんな感じにしました。 位相はアナログテスターで左に振れるようにそろえました。

ピックアップの配線

これをSonicのTJ-202につないでいきましょう。 ジャックはステレオジャックに交換してあります。 これはプリアンプの電源オンオフをプラグの抜き差しで行うためです。

TJー202の取り付け

フロントはホットとコールドとアースの3極。 リアはコールドとアース共通でホットと合わせて2極。

TJー202の取り付け

バッテリーのプラスとマイナス、プリアンプのバイパススイッチに向かうインとアウト、導電塗料のアース線などをまとめていきます。

配線が完成

バッテリー部分はこんな感じになっています。

バッテリー部分

配線ができあがりました。

全景

弦を張ります。 ネックのコンディションはとても良いのですが、ネック材自体は柔らかい印象です。 トラスロッドがとにかく良い位置にしっかり効くネックですね。 しかし柾目のスクワイヤってにやにやしてしまいますね。

材自体は柔らかい

チタンサドルに弦溝がないので、強く弾くと1弦のネック側が干渉してビャンビャンいいます。

ビャンビャンいう

この辺りを当日どうするか決めてお返ししましょう。 あと、ノブが付いていないので、それを付けたら完成です。

 


MDR-XB950BTの修理

ワイヤレスヘッドホンの片側がぷらんぷらんになってしまったので修理しました。 UVライトで固まる液体プラスティックのBONDICを買ってみました。 これ気になっていたんですよね。

ボンディック

耳当ての部分が回転するようになっているのですが、その機構が壊れたようです。ヘッドバンドから伸びた筒が耳当て側の内部で広がっていて、耳当て側がそこに金具で固定されているのですが、その「筒が広がっている部分」が丸ごともげました。

割れた部品の代わりに盛りつける

接着を試みましたが、紫外線が奥に届かないのかくっつかないのであきらめかけました。 ですが、接着剤としてではなく樹脂の盛りつけとしても使えるようなのでBONDICで筒が広がった部分を新しく作りました。

できた

新しく造形した筒の中を配線が通っているので一緒に固まってしまう問題がありました。

作業のため引っ張り出した配線をヘッドバンドに戻せないので、耳当て側で外に逃がすための溝を作って対処しました。

配線を逃がす隙間を作った

壊れてすぐは新しいヘッドホンを購入することも検討していたのですが、他の部分が壊れていないのに捨てるのはもったいないので、もうちょっと使えると良いなあと思っています。

配線が自由に動けるようにしておかないと、接着されてしまったところで断線するでしょうね。 また修正しましょう。


ピックアップの配線【白いSQUIERの改造-10】

ピックアップを付けてみたのですが、ピックガードをはめてみると全く合いません。 こういうところは今回直さなくてもいいことになっているのですが、さすがにフタが閉まらないのは最後に困るので修正します。

ネジ穴が合わない

ネジ穴を埋めました。 穴だらけだったのでたくさん埋めました。

ネジ穴を埋める

ピックアップのネジ穴をあけます。 位置決めをしているところの写真です。

ネジ穴をあけなおす

4芯の配線が下から出てくるのですが、これが意外にかさばりますね。

配線が挟まる

これより下がりません。 もしこれよりフロントピックアップを下げたい場合は掘らないといけませんね。

これよりは下がらない

ピックアップから出ている4本の線とアース線をつなぎました。

ややこしいのがこの線の先にシリーズ・パラレルの切り替えスイッチがくるので、フロントはホット、コールド、アースの3極で、リアはホットとコールド&アース共通の2極という構成になっているところですね。

ピックアップの下配線ができた

のちに、ピックアップの4芯線をロータリースイッチにつなぐ計画もあるようなので、配線は長いままあえて切らないでおきます。

ステレオジャックが届いたら残りの配線を終わらせましょう。


突き板の接着【ネック折れ修理の実験-10】

接着は上手くいっているようなので残りを一気に貼りましょう。 6枚貼りました。

6枚まとめて貼った

厚みからするともう1枚くらい貼っても良いくらいのような気もしますが、最後の1枚は成型後に化粧板として貼る方が見た目が良いのではないかと思います。

当て木に接着剤が付かないようにポリプロピレンの薄板を入れましたが、ヘッド側は紙にしたほうが、良かった気がします。

タイトボンドは塗装には付かないので、紙をはさんでおけば紙の方に全部くっついてギター側はきれいに剥がれるのではないでしょうか? そのあたりは試行錯誤ですね。