出回っている回路図にはコイルの型番しか書いていなくてインダクタンスが分かりません。 基本的にはバリトーンスイッチに似た回路ですので0.5~1.5Hくらいなのかな?と予想していろいろつないでみています。
回路図には0.01μFと書かれていますが、0.1μくらいにするとハーフトーンをエレアコ風にミッドカットできて面白いような気がします。
ただ、コイルの並列容量か何かが別のピークを産み出しているような変なローミッドブースト感を感じるのですが、シミュレータを回さないとどうなっているのかよく分かりませんね。 バリトーンスイッチは確か100kΩの抵抗を直列に入れてフィルタを作りますが、これはピックアップコイルのインダクタンスや直流抵抗値、並列容量などと直接共振するので難しさを感じます。
なので結局ギターに入れるよりバリトーンスイッチの一部を取りだしたものとしてケースに入れる方が使いやすそうです。
あと、コイルのインダクタンスを調べようと海外のフォーラムをみていたら、「当時のギブソンはLCRメーターがなくてスタッフも正確な数値を知らなかった」みたいな嘘かほんとか分からないような話もあって面白かったです。 秋葉原で500mHのコイルが入手可能なので3個くらい買ってきて、コンデンサと一緒にいくつか直列つなぎしてみてはいかがでしょうか。