Killerのピックアップ交換

Killerのギターをお預かりしました。

Killerのギター

リアピックアップを交換します。

ピックアップ部

もともと付いていたピックアップだそうです。

交換するハムバッカー

フロント側のコイル同士が生きるようにオートタップされていて、ハーフトーンでもハムノイズがキャンセルされる仕組みのようです。

オートタップのパラレルでハムキャンセルしている

フロイドタイプは普通フラットにセッティングするのですが、トレモロスプリングホルダーのネジは締め込まれていてトレモロがベタ付けになっているようです。 弦を外すときに負担が少なくなるように一旦緩めますが、元に戻しておこうと思います。 

スプリングホルダー

元の配線を解析すると、タップ線をアースに繋ぐことでホット側のコイルを生かす仕組みになっているようです。

スイッチ部分

つなぎ直しました。

ピックアップを交換した

予定通りの組み合わせで問題なく音が出ています。

ピックアップを交換した

元のセッティングに戻しました。

完成

これで完成です。

 


導電塗料を塗った【64JBのネック修理-17】

全体的に導電塗料を塗り直しました。

導電塗料を塗った

コントロールキャビティの底だけもう一回塗っておきましょう。

ブラスプレートについた導電塗料はきれいにぬぐえないものでしょうか・・・。 導電塗料をアースに繋ぐ金具として流用すれば元の配線の雰囲気も残って良いのではと思います。


キャビティの掃除【64JBのネック修理-16】

キャビティの中を清掃します。 劣化したクッションゴムの上にまで導電塗料が塗られているような気がします。 残っていると後々トラブルの元になりそうなので掃除しておきます。

キャビティの掃除

コントロールキャビティのブラスプレートの上にも導電塗料が塗られていて、その下から導電塗料が付いた木くずが出てきます。 ポットの中に入り込んだらバリバリいうと思うのでこれも取り除きます。

キャビティの掃除

きれいになりました。

キャビティの掃除

導電塗料を塗り直してから塗装しましょう。