フレットのすり合わせ【Sonic JBのメンテナンス-3】

3弦の5フレット辺りにビリ付きがあるので、フレットのすり合わせをすることになりました。 5箇所くらいフレットの浮いているところがあったので、すり合わせを始める前に押さえ込みました。

フレットの浮きを修正

この辺りがいちばん減っています。

すり減ったフレット

まずは弦の痕がなくなるところまで全体をすり合わせていきます。

大まかにすり合わせる

一度フレットを丸め直しました。

丸める

弦を張って確かめます。

弦を張って確認する

演奏するときと同じ状態で抱えたまますり合わせを追い込むことで、フレットの頂点の凹凸を取っていきます。

弦を張った状態で追い込む

そこで気が付いたのですが、この自然と味が出たペグですが、ピカピカのペグに交換しても良いのでしょうか? レリック加工した方が良いかどうか確認しましょう。

ペグについて

フレットを仕上げていきます。

フレットを仕上げる

ピカピカになりました。

ピカピカになった

フレットが減っていたこともあると思いますが、経年変化で微妙に指板が波打っていたところの山の手前がビリついていたように見えます。 オーナー様が気にされていた部分はずいぶんと良くなりました。


Birdcage Hybrid JB Pickupsの製作【Sonic JBのメンテナンス-2】

Birdcage Hybrid JB Pickupsを製作していきます。

コイルを巻く

70年代風にフォームバー皮膜線を巻いたあとに、60年代風にブラックエナメル皮膜線を巻き足します。

2層目のコイル

ワックスポッティングが完了して着磁もできました。

ワックスポッティングと着磁

スイッチ付きボリュームを使ってコイルを切り替えることで、幅広いサウンドとニュアンスが得られます。


全体のチェック【Sonic JBのメンテナンス-1】

SonicのJBです。

SonicのJB

ヘッド落ちを軽減するためにGBR-640(ジュラルミン製軽量ペグ)に交換することになりました。

ペグを交換する

ピックアップはSonicオリジナルのもの。 ここをBirdcage Hybrid JB Pickupsに交換します。

ピックアップ部

ピックアップを用意しましょう。

ボビンの準備

ボビンを組み立てたのでコイルを巻いていきます。

ボビンを組んだ