ケースに組み込みます【初期型スティングレイのプリアンプの製作-4】

ケースの穴開け加工がすんで部品を取り付けました。

ケース加工がすんだところ

配線をしたところがこちら。 初期型スティングレイに載っていた2バンドプリアンプのレプリカ基板がケースに入っています。

配線をすませた

元の基板はスイッチで回路をバイパスすることを前提に作られていません。 なので入力のコンデンサを充電する音がバンバンならないように、抵抗を足してみました。

入力に抵抗を追加

どのくらい効果があるのかどうか鳴らしてみましょう☆


基板が完成【初期型スティングレイのプリアンプの製作-3】

出力保護の1kΩは途中から追加採用された経緯があるようです。 見た目は初期型を目指しているのでコッソリ裏側にチップ抵抗で入れてあります。 仮に出力がアースにショートしてもオペアンプが燃え尽きることはありません。

というより、シールドの線間容量で高域が事実上ショートになるので、オペアンプが容量性負荷発振しないように入れておいた方が良い抵抗です。470Ωとかもよく使われます。 エフェクターにもよく使われる072が容量性負荷で発振しやすいみたいです。

1kの抵抗が隠されている

基板ができあがりました。 基板パターンの寸法だけでなく、カーボン抵抗、タンタル電解、セラミックコンデンサ、オペアンプ型番まで材質を全て初期型スティングレイのプリアンプ(2バンド)に合わせて作ってあるレプリカ基板です。

基板の完成

ケースの加工をしていきます。

ケース加工


リアルセルロイドピックガードのレリック加工

モントルーのリアルセルロイドピックガードに加工を加えます。 まず外周エッジを30度くらいまでとがらせてビンテージに似た風合いを目指します。

ピックガードのエッジを削る

そこを紙やすりやコンパウンドをつかって磨きました。 これだけでかなり格好良くなります。

外周を磨いたところ

今回はそこに少しだけレリック加工を加えていきます。 トラスロッドを調整した痕跡と、フィンガーレストが付いていたあとを付けておきました。

軽くレリック

同じものが欲しいという方がおられましたらこちらのメールフォームからご連絡下さい。

他にも同様の加工をした作業記録はこちらのリンクから見ることができます。

 


アンラッチ式のフットスイッチを仕入れました

「踏んでいいるときだけONになる」エフェクターが作れます。

アンラッチのフットスイッチ

これでアンラッチ式のシングルルーパーを作って、どんなエフェクターも踏んでいるときだけエフェクトがかかるようにできる装置にします。

エフェクトを踏むのが苦手なベーシストや飛び道具系パッチを作りたい人に向いています。

興味がある人はこちらのメールフォームからご連絡下さい☆