ケースの穴開け加工がすんで部品を取り付けました。
配線をしたところがこちら。 初期型スティングレイに載っていた2バンドプリアンプのレプリカ基板がケースに入っています。
元の基板はスイッチで回路をバイパスすることを前提に作られていません。 なので入力のコンデンサを充電する音がバンバンならないように、抵抗を足してみました。
どのくらい効果があるのかどうか鳴らしてみましょう☆
出力保護の1kΩは途中から追加採用された経緯があるようです。 見た目は初期型を目指しているのでコッソリ裏側にチップ抵抗で入れてあります。 仮に出力がアースにショートしてもオペアンプが燃え尽きることはありません。
というより、シールドの線間容量で高域が事実上ショートになるので、オペアンプが容量性負荷発振しないように入れておいた方が良い抵抗です。470Ωとかもよく使われます。 エフェクターにもよく使われる072が容量性負荷で発振しやすいみたいです。
基板ができあがりました。 基板パターンの寸法だけでなく、カーボン抵抗、タンタル電解、セラミックコンデンサ、オペアンプ型番まで材質を全て初期型スティングレイのプリアンプ(2バンド)に合わせて作ってあるレプリカ基板です。
ケースの加工をしていきます。
モントルーのリアルセルロイドピックガードに加工を加えます。 まず外周エッジを30度くらいまでとがらせてビンテージに似た風合いを目指します。
そこを紙やすりやコンパウンドをつかって磨きました。 これだけでかなり格好良くなります。
今回はそこに少しだけレリック加工を加えていきます。 トラスロッドを調整した痕跡と、フィンガーレストが付いていたあとを付けておきました。
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他にも同様の加工をした作業記録はこちらのリンクから見ることができます。
「踏んでいいるときだけONになる」エフェクターが作れます。
これでアンラッチ式のシングルルーパーを作って、どんなエフェクターも踏んでいるときだけエフェクトがかかるようにできる装置にします。
エフェクトを踏むのが苦手なベーシストや飛び道具系パッチを作りたい人に向いています。
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