以前、製作と設計のお手伝いをさせて頂いていたEarly BirdのPower Distributorを元にして、お客さまに合わせた仕様のパワーサプライを作ることになりました。
まずは穴位置にセンターポンチを打っていきましょう。
穴あけ作業です。
穴があきました。
右から18ボルトセンターマイナスを入力、左端がそのままスルーアウトで、それ以外が9.8ボルトセンターマイナスの出力となります。
次に基板を製作します。
DCジャックの在庫が足りないので発注しました。
Lプラグが付いたシールドケーブルなのですが、両方をストレートにしたいということになりお預かりすることになりました。
もともとLプラグ側をベースにさしていたそうですが、今はアンプの方にLをさすことになりがちで、スイッチやノブにあたらないか心配になるそうです。
ケーブルを自作する人も多いと思いますので、簡単にですが順を追って写真を掲載しておきますね。
先日仕入れたノイトリックのモノラルジャック。
カットしたケーブルに黒い部品を先に通します。 ハンダ付けしてから通していないことに気がついたらやり直しですよ。 補強のために熱収縮チューブを使いたい場合はここで通しておく必要がありますね。 今回は反対側にないので使いません。
カットした断面です。 白黒2本の線とその隙間を埋める糸が4本撚りになっていて、その周りにシールド用の網線が巻かれています。 厳密に言うとそれらが動くことでマイクロフォニック(叩くとカンカンいうなど、振動に反応してしまう現象)を起こさないようにするためと思われる部材が巻かれています。
まず外側の黒いゴム質のものを剥き取ります。 布も取ってシールド網線を露出させました。
ここで網線をほぐします。 ここで網線が切れてごちゃごちゃになると、その破片がプラグ内でショートを起こして音出ずトラブルになってしまいかねないので、丁寧に作業することで信頼性が上がりますね。
網線を折り返します。 この糸たちをカットする必要があるからです。
糸を切り取ると中から白黒の2本が出てきます。
今回は白黒2本ともホットに使われているケーブルの改造なので、ここは2本ともホットにします。 網線がアースとコールド共通のラインになります。
なので下準備としてはこんな感じになります。 ハンダメッキが終わっています。
端子側にも先に予備ハンダをしておいて、それらをつなぐようなイメージでハンダ付けすれば確実ですね。
電線を固定するための黒いプラスティック部品を取り付けます。 一部カットできるようになっています。 おそらく細い電線ならカットしなくても良いのだと思うのですが、ギター用ケーブルを作る時にはここを切って使うことの方が多いですね。
金属製の外側部品を締め込んで完成です。
各ケーブルのチップ同士、スリーブ同士の導通を確認します(つながっていないとブーブーいいます)。 さらにチップとスリーブがショートしていないかも確認しましょう(つながってしまっているとノイズすらでません)。
白黒2本をホットとコールドにして、シールドを片側だけアースにつなぐというセミバランスみたいな作り方もありますのでそれはまた別の機会に。 ただ、ギターとベースにはこっちのつなぎ方の方が良い音に聞こえるという声を聞きます。
もしこれを読んでいる方で「自分でケーブルを作ることはできないのだけれど、あのケーブル材でこんな長さのシールドがあれば良いのになあ」というかたはこちらのメールフォームから御相談下さい。
いろいろピックアップを作ります。 頼まれものや、今組んでいるプレベ用のピックアップです。 右がテレキャスター用、中央は50年代風ストラト用、左はPBらしさを持ちつつも、上手に聴こえてバンドで埋もれることのないピックアップというご要望で試作するものです。
ただ単純にコイルを増やすとタッチはごまかせても埋もれがちになると思うので少しボビンの形状を変えて、コイルを少しだけ縦長にすることにしました。 一度試してみたかったのです。
普段裏側に飛び出ているポールピース分をコイルの巻き取り部分にずらしたわけです。
右のコイルはサウンドチェック用に作りました。 その時に写真はまだブログに上げられていません。 順番が前後してだんだん何を書いたか分からなくなってきました。 上手くまとめましょう(笑)