ピックアップカバーが付属しないと聞いていたのですが付いてきました。 親切ですね。
ピックアップキャビティの2度塗りした導電塗料にラグを打ってアース線を引きます。
アース関係はコントロールキャビティに集めて母線をポット裏に引こうと思います。
ボリュームポットの取り付けられた向きがキャビティに合っていなくて、3番端子(写真一番左)がキャビティ側面に接触して曲がった形跡があります。 今回導電塗料を塗りましたので、おそらくこのまま取り付けるとボリュームがゼロと同じ状態になって音が出ません。
銅の単線で引かれたアース線を外して向きを調整します。
およそこのくらいの角度で良いはずです。 配線の取り回しをあちこち修正したくなってきますが今回はピックアップの交換だけのご依頼なので我慢です。
ノードストランド製ピックアップの外観です。 コイルが樽状にきれいに巻かれています。
もとから付いていたピックアップは8.89kΩ。
交換するノードストランド製は10.14kΩと少しパワーを持たせた設計です。 4弦の音を良くしたいという今回の改造コンセプトから言っても期待が持てます。 ポールピースが2個ずつになっているのも好感です。
ピックアップとアース線を配線しました。 ポットのアース線に巻き付いていた青い線は一度外す必要があったのでついでに取り回しを修正しました。
配線は完了しました。あとは逆反りの強いネックの修正が残っています。