SonicのHSBの登載しようとしている新しいプリアンプの部品です。
初めて作るものなので上手く行ってくれると良いですね。 Birdcageプリアンプ初のミドル周波数可変を登載します。 またややこしい配線になりそうですよ☆
PBピックアップのキャビティに塗った導電塗料はアースプレートをねじどめすることでしっかり他のアース電位とつなぎます。
フェンダーのPBピックアップのコールド線はアースプレートにハンダ付けされてアース線と共通で出るのですが・・・。
そこまでフレームグラウンド(アース=シールドなどの0ボルトでかつ電流が流れない部分)とシグナルグラウンド(コールド=ホットと逆相の電流が流れる0ボルト部分)を一緒にしてしまうのはエンジニアとしてはどうも気持ちが悪いのと、トラブルを少なくしたり修理しやすくする観点からも分けました。 なので黒い線が長いものに変わります。
ま、ボリュームの1番端子を折り曲げた時点でギターやベースの伝統的な配線は1点アースではないのですが。
ここまで来たらあとはピックガードを待つばかり。 トーラムは製作中のようです。 もうしばらくしたら届くと思います。
楽しみですねえ。
配線を進めます。 こちらはボリューム。 合成インピーダンスが下がりにくいように500kΩにしました。
チューナーアウトがつながりっぱなしだとチューナーの入力インピーダンスまで並列合成されてしまうのでミニスイッチが付いています。
こちらはトーンペダルです。 ハムバッカーやシングルコイルなど、幅広く使えるように0.022μFと0.047μFを切り替えるスイッチが付いています。
スプリットシャフトだったので1.5ミリの塩ビ板をはさみました。 ノブがケースに干渉していたので、0.5ミリの突き板を6Φのポンチで突いてチップを作り、ノブとポットの軸の間に入れてみました。 非常にスムーズに回っています。
いろいろつないでみて使い心地に問題がないか調べたらお客さまにご連絡しましょう。