ブリッジの位置出しGuitar Violenceの修理-8】

ネジ穴が埋まったのでブリッジを取り付けていきましょう。

ブリッジの位置出し

それはそうと、ジョイントのネジ穴がきつくて、ボディ側に効いてしまっているのが気になっていたのでここで穴を拡げておきます。

ネジ穴を拡げる

ここのネジはジョイントプレートとネックを引きよせるためのものなので、ボディ側にも効く必要がないのです。

ボディ側にも効いている状態だと、ネックのネジ穴の入り口が分からなくなるので、ネック側のネジ穴をだめにしてしまうリスクもあります。

ビンテージのフェンダーはボディ側の穴はこのように素通りになっているので、その意味でもこれが正解です。


ペグの交換

ぶつけて曲がってしまったペグを新品に交換します。 新品だとペグだけきれいで違和感があるので、曇らせるようにレリック加工しました。

レリック加工済みのペグ

交換したところがこちら。 すごくなじんでいます。

ペグの交換

導電塗料でシールディングしたので、配線を戻します。

配線作業

ジーーというノイズが小さくなりました。 シングルコイルなのでピックアップから入ってくるノイズはあります。


ペグ交換など【g’7 PBのペグ交換-3】

埋木の飛び出ている部分をノミで整えました。

埋木を整える

ペグブッシュも交換します。 内側のメッキも新しい方が滑りが良いので。

ブッシュを交換する

ペグを取り付けました。 こっちの形のペグの方が私も好きですね。

ペグの取り付け

導電塗料をアース電位につなぐ配線を済ませます。

アース周りの配線

ネックを外すときにピックガードが引っかかるのが気になっていたのですが、よく見たらこんなことになっています。 どうもガードの取り付け精度がイマイチなんですよね。

PGが塗装を削っている

さらに、4弦側には加工が不十分で少し出っ張っているところがあります。 写真でも分かりますね。

PGが出っ張っている

これを削ってみたら驚くことが起こりました。 なんと、ネックのセンターが直ったのです。 PGのへりに押されてネックが1弦側に倒れていたということのようです。

なんとセンターが直った

弦高調整、オクターブ調整などを進めます。

全体の調整

ネックが落ち着いたら完成です。


Bungler’s Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さんのライブに行ってきました

Bungler’s Ω(バングラーズオメガ)というバンドのボーカリスト海部裕輔さんがソロで歌うライブに行ってきました。

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

帰りに、アコギを渡されました。 今後もソロ活動を続けていくうえで、セミアコとして使いたいので、ピックアップを付けたいとのことです。

 Bungler's Ω(バングラーズオメガ) 海部裕輔さん

ライブやった帰りに手ぶらってスゴいですよね(笑)