指板修正【レスポールタイプのリフレットと配線-1】

レスポールスタンダードタイプです。

レスポールタイプのギター

リフィニッシュしたそうですが弾き傷が結構あるのでボディトップやヘッドトップを吹き直したのでしょうか。

弾き傷

電装系は外されています。 トムホームズのハムバッカーが登載さていますが、見た目を楽しむために仮登載しただけで、片方はピックアップの内部でショートしているままのようです。

キャビティ

フレットはジェスカーの#55090に交換します。

フレット部分

ピックガードが仮取り付けされていますがあっていませんね。 削りましょう。

ピックガード部

電装系の部品はお預かりしました。

お預かりした部品

ピックアップキャビティには導電塗料は塗られていません。 カバードのハムですし無理に塗らなくても良いと思います。

ピックアップキャビティ

フレットを抜きました。

フレットを抜いた

以前にもリフレットしたことがある個体なのかもしれませんが、指板の両サイドが少しダレています。 

指板の両サイドがダレている

4フレットくらいに凸もあるのでバインディングの上に接着材を盛りつけたり、中央を削ったりしてできるだけなだらかな12インチに直しました。

Rの確認

一旦ここで弦を張って見つつどうなっているか確かめます。

溝の修正


自分のギターの配線を直す

センターピックアップを巻き直しました。 今回はフロントもセンターもリアも7,000ターンにしています。

コイルを巻き直した

ワックスに漬け込んだところがこちら。

ワックスポッティングワックスポッティング

フロント、フロントとセンターのハーフトーン、センター、フロントとセンターのシリーズ、フロントとリアのシリーズという配線になっています。 フロントトーンが0.047μFでリアトーンが0.022μFになっています。 録音のための便利ギターにしておきます。

配線を戻す

フレットをすり合わせしたので磨き終わったらネックが付きます。