全体の調整【レスポールスペシャル(20250601お預かり)のナット、ブリッジ交換-10】

ナットの弦溝の深さを追い込みます。

弦溝を追い込む

トラスロッドナットを清掃してグリスを塗っておきます。

ロッドナットのグリスアップ

牛骨ナットの弦溝にも追いグリスしておきました。

ナットにも追いグリスしておく

ブリッジの両サイドにあるオクターブ調整ネジにロックナットを付けて固定しました。

ブリッジ

おそらくこれで全ての作業が完了です。

完成

オーナー様に確認してもらいましょう。


ブリッジを付けて弦を張ってみる【グレコのリッケンバッカー風ベースの改造-10】

ブリッジのネジ穴をあけなおして取り付けました。

ブリッジを付けた

弦を張ってみます。 ヒーターはあまり効いていません。

ヒーターは効いてなさそう

弦高を下げて弾く楽器ではないと思うので、弾きにくいけど味がある楽器として弾くのが良いのかもしれません。

ミュートを分解していきます。


出力の位相について【Kiihlの5弦フレットレスベースの改造-3】

今になって気が付いたのですが、エミッタ接地回路って入力と出力が逆位相になりますよね。

位相について

ということはトランジスタ1石ブースターを外すとピエゾの出力が今と逆位相になります。

マグネティックピックアップと同じ位相にするために、結局これが必要になる可能性があります。

もしかしたら もともとメーカーが載せたプリアンプが気に入らなくてModel Bを自力で登載して、ミックス時に位相が合わなくなってしまったために、エミッタ接地回路を追加したということかもしれません。

・・・だとしてもFETを使ってソース接地回路にすれば入力インピーダンスの点で良かったような気もしますが。 (あと出力のカップリングコンデンサがなくてボリュームが直流電位にまで影響してしまっていたり、電源のデカップリングコンデンサを付けようとしてコレクタ抵抗の内側につけてしまっているような気もします)

こういったことも念頭に置いてチェックしていきましょう。