テレのピックアップを作ります。
ポールピースを面取りして、ボビンの下側にアイレット(ハトメ)を打ちました。
ピックアップを巻くときはこうやってボビンから組み立てます。
今日は巻くところまで進みませんでした。 続きはまた明日。
完成したディストーションです。 お客さまに試奏してもらって気に入ってもらえました。 トレブルブースター側を踏むといい感じにフィードバックもかかりました(ベースなのに)。
ですが、弾いてみた結果、トレブルブースターは常にオンにしておいて、スイッチを踏むたびにディストーションをオンオフするものと、全く同じ機能で踏んでいるときだけオンにするものに変更したいということなので、さらに改造します。
建て増しに次ぐ建て増しでドンドン複雑になっていきます。 まずは踏んでいるときにだけ効く方のスイッチに、オンをお知らせする赤色LEDを付けます。 写真はポンチで位置決めをしているところです。
配線が完了したところがこちら。 ふたつのスイッチを行ったり来たりすることになるので、手前の方が麺類のようになりました。
変わった見た目ですが、回路図にするとけっこうシンプルなのです。 そのうち全体の回路図を描きたいと思います。
部品を一部外して自作したThe Chipをのせました。 建て増しで基板が2階建てになりました(笑)
アンラッチスイッチを使って、踏んでいるときだけトレブルブースターが効くようになっているのですが、自作した方のThe Chipをトレブルブースター側に、本物のThe Chipを歪みを作るためのメインのゲインにしました。
音を出してみたのですが、本物の方がゲインが低くてイマイチです。 トレブルブースターはそこまでゲインがいらない感じなので入れ替えます。 あと、ゲルマニウムダイオードはファズっぽくなるので、シリコンダイオードに変えました。
なにやら配線がたくさんで大変なことになってきています。
FETを2個しか使っていない回路なので、オペアンプで作ったディストーションにくらべると全体的にゲインに余裕がないですね。もっと歪ませたいときには物足りないかもしれません。 ベースで使うようなのでこのくらいで使用範囲だとは思いますが。
とは言え、オペアンプで上下対称にブーストしたものをダイオードクリッパーで上下非対称に歪ませるのと違って、トライオーダライザー化したFETのシングル増幅で上下非対称にするのも真空管アンプに構造が似ているというか、音にも風情があって良いように思います。