JOYOダイナコンプを買ってしまいました

夜中にうつらうつらしながらAmazonでコンプレッサーを見ていたらうっかり偶然にワンクリック注文してしまいました。

まぁ一番お安いものだったのでキャンセルせずにそのまま購入しました。

JOYO ダイナコンプ

箱がなかなかイカしています(笑)

うっすらとしかコンプがかからないのですが、そのうっすら感が自然で良いですね。 ノイズの増加分も少ないです。

ただツマミが取説と実際で違うような気がします。 アタックとサスティーンのタイムをいじるようなことが書いてあるのですが、どっちかというとそれぞれの帯域のスレッショルドのような効き方をします。

サスティーンを下げていくとボリュームで取り返せないくらい音量がどんどん下がっていきますし、そうなるとアタックのツマミをどこにしても同じ音がする気がします。

何か回路の中のそれっぽいところの抵抗をむりやりボリュームにしてケースの外に出したような感じがしますね。 でもそれゆえにだいたい真ん中あたりにしてあとは微調整すれば自然にうっすらコンプがかかった状態になるというお気軽ナチュラルコンプでしかも4千円台という良くできたPEDALです。

ツマミの位置はこんな感じになりました

でもシングルバンドのコンプレッサーをベースで使うと「低音を出そう」と指を寝かして指板に水平に弦を弾いたときに、その音圧に反応したコンプがゲインを全帯域のイコライジングを変えないまま下げようとするので、等ラウドネス曲線のグラフの低音域のつまり具合の分だけ低音が足りなく感じてしまうのだと思います。

つまり「ゴーン」と低音を出そうと体は動いているのに、出音はむしろ中高域が「パリョーン」と上がってくるという、身体感覚に逆うような音色の動きになってしまい違和感を感じていしまうのです。

自転車に乗れる大人が補助輪付きの自転車に乗ると曲がりきれずにこけるような感じとでも言いましょうか・・・。 やはりそこが気になるならマルチバンドのコンプが必要なのでしょうかねぇ。 お安い商品でしたが弾き込んでみてなかなか勉強になりました。

 


下地塗装【1960風レリックJBの製作-7】

下地塗装を進めていくためにローズ指板部分にマスキングテープを貼ります。

指板のマスキング

裏側はレリックで、良く触るところが剥がれた感じにしていきます。

ネックジョイント部にはネックを作ってくれたヤマさんの刻印があります。 誇りを持ってネック製作にあたっていただきたいのであえて焼き印を押していただいています。

ネック裏のマスキング

ボディにもサンジングラッカーを塗っていきます。

ボディの下地塗装

’60sと’70sのJBサウンドをセレクトできるBirdcageオリジナル・ハイブリッドJBピックアップを登載してさらに、新商品としてリリース予定の新回路も登載して試奏機にしようと思っています。

1960年、初年度の2スタックノブのJBを作るつもりでタイトルを付けたのですが、結局3ノブ仕様になりそうですね。 パッシブJBのサウンド・バリエーションの奥深さを心底から堪能できる1本にしたいですね。

 

 


完了した作業

8月は次々に新しい修理品が入ってきたのでその対応に追われてしまいましたが、先に預かったものをひとつずつ完成させてお返ししていきます。

メキシコ製のJBです。ハイ起きをフレット交換で解消しました。ピックガードをリアルセルロイドピックガードに交換したので見違えるくらい格好良くなりました。

完成したフェンダーメキシコJB

セイモアダンカンのトレモロ周り最終調整がやっと終わりました。 長い間弾いていなくてホコリまみれになっていたギターがピカピカになりました。

完成したセイモアダンカン

Birdcageオリジナルベース内蔵型プリアンプBCP-3(3バンド)とBCP-2M(2ミドル)をワンパッケージにした特注ペダルです。 こちらも動作確認ができました。

完成したBCP-3 &BCP-2M

初期型スティングレイ2バンドプリアンプ・ペダルのお客さまにも同様に商品完成のご連絡をいたします。