ギターを分解していきます。 取りあえずナットは最初から外れていました。 瞬間接着剤が割れてしまったようですね。 簡単に外れるので楽器にダメージが少ないとも言われているですが、冬場に材木が収縮したりぶつけたりしたときに剥がれてしまいます。
なので私の場合はタイトボンドで取り付けて、剥がすときはスチームを当てることにしています。 付いている瞬間接着剤を掃除します。
配線を外していきます。
フロントボリュームとフロントトーンはツマミの中にテープや接着剤が入っていました。 トーンは接触が悪くなっていて、たまにトーンが効かなくなったりします。 ぶつけたのでしょうね。
電装系は全て外してしまいました。
続いてフレットを抜きました。
めくれた指板のを補修するために使った接着剤を軽く研磨して掃除します。
ギブソンの場合、フレットの両端はバインディングになっているのですが、手作業でスクレーパーを使って削る方式のようで、こういう感じに削りすぎていることが多いです。
横からネックをぱっと見たときに、ローポジションが強く順反って見えていたのはこのせいもありました。 フレットも抜いて実際に指板の表面で調べると、ローポジションのコンディションはそこまで悪くありません。 ハイポジションの順反りはしっかり直す必要があります。
トラスロッドの負担を少し減らしたいので、どういうヒーター修正作業をするか考えましょう。