指板を張る前に最終チェックをします。
接着剤を塗ったら、素早くクランプをかけなくてはいけません。 ですので、いざそのタイミングでアレがないコレがないとなると大変ですから、接着する前に一度同じ作業を通しでします。 「接着のゲネ」という工程があるわけです。
持っているクランプ、ほぼ総動員で締め込みます。 やわらかいネック材なので、どちらかというと逆反り状態で接着されるようにヘッドを作業台から逃がしています。 バランスを取るためにボディにはおもりが乗っています。
接着に使用している治具は4年くらい前に作ったものです。指板の両サイドをハの字に押さえつつ、ネジを締めることで中央のラインも押さえることができます。
次はフレット溝を修正していきます。