ペグ穴を拡げる【PBの組み込み-6】

ナットの横、指板サイドが欠けていますね。  うちでいつも木工を頼んでいるところのものではない持ちこみボディネックなので、こういう微調整が必要になりますね。 むしろ出っ張っているところが欠けているだけで、きれいに直る範囲なので問題ないです。

サイドが割れている

まずナットを外しました。

ナットを外す

ペグ穴が狭いので拡げます。 専用にリーマーと17.5ミリのノスドリルを買いました。

リーマーとノスドリルビット

ドリルを引き入れるために少しセンターリーマーでトップ面を拡げてから加工します。

すでに空いた穴を拡げるとき、鉄工ビットが貫通した瞬間に加工物がドカーンと持ち上がっては危険なので、裏側に板を取りつけます。

拡げる

ひとつ穴を拡げ終わりました。

拡げた

4つすべての穴が加工終了です。 クランプでガッチリ止めていますが、もしネックが持ち上がってグルグル回り始めたらメイプル材のバットでフルスイングされるようなものですのでドキドキします(笑)

拡げ終わった

ボディ側のジョイントが広い気がしていたのですが、季節が変わったのかちょっとせまくなっています。 ネックに塗装がされるとちょうど良いような気もします。

ジョイントは良さそう

というわけで、塗装前に生地着色します。 あまり剥がさないレリックにする予定なのですが、一応全体を生地着色しました。

生地着色