アース周りの配線【76年製ジャズベースの修理-21】

アッセンブリーを手直ししました。 銅箔テープが万一剥がれたときにも出力がショートしないようにジャックの向きを反対にしました。

アッセンブリーの手直し

ハイトアジャスターのベースプレートから導通するように底面にも銅箔テープを貼ってハンダでつないでおきます。

底面にもテープを貼ってハンダ付けした

コントロールキャビティのブラスプレートも戻しました。 全てアース電位との導通を確かめます。

アース周りの配線

ピックアップのボールピースをラッカー塗料で絶縁しておきます。

ポールピースにラッカー塗料を塗る

乾いて取り付ければ配線が完了します。


カオシレーターで録音

高校時代の友達がやっているyoutubeチャンネルについて、共通の友達が曲を作ったのでカオシレーターでシンセ、ギター、ベースなどを足しました。

カオシレーター

あまりにも構成がよく分からないので構成譜面だけ書いたのですがよく分からないまま終わりました。

先日、この曲のデモテープを聴いていたときに来たプロギタリストのお客さんが「これって何拍子ですか?」って言ったのが面白かったです。 戻って来られないままずれていく16分の3つ取りポリリズム風の手弾きシンセが入っていたからだと思います笑

ただ「TKサウンドっぽいですね」と言っていただいたのがヒントになりました。 作った本人は後期globeリスペクトだったらしく、その解釈で大正解でした。 私はポンチャックかと誤解していたので本当に助かりました。

「右端で小さく鳴っている歪んだギター」っていう細かいあるあるを頑張って再現したらめちゃくちゃ喜んでくれました。


ピックアップ入れ替えとアルミシート貼り【BURNSの手直し-2】

ピックアップはすべて、7.2kΩ前後です。 フロントとリアのミックスしか使わないのであれば逆巻き逆磁極になっているセンターをフロントに移動させましょう。

全て7.2kΩくらい

こちらが元の配線↓

元の状態

コントロールキャビティのアルミシートを剥がして、ピックアップの方までつながった大きなシートに張り替えます。

アルミシートを貼る

カットして出来上がったところがこちら。

シート貼りが完成

センターピックアップの線を延長して、ピックアップを入れ替える配線をします。

戻す

この状態でもかなりノイズが減っています。

ノイズは減った

組み戻しました。

音出しチェック

これでスプリットのAポジションで使う時はハムノイズがキャンセルされるようになりました。