トレモロを調整【フェンダージャパンストラトのスプリングホルダー修理-5】

お好みのトレモロのセッティングがヒールが2.5~3mmあがるくらいということだったので、こんな感じになりました。

トレモロを調整する

その状態でトレモロを固定して弦高やオクターブ調整をします。 フェンダーの指板Rだと1音半チョーキングまで使う人は1弦の12フレットで1.4mmくらいまでしか下げられません。

これって個人的にはちょっと高く感じます。 ここは弾き方との兼ね合いです。 サドルではこれ以上弦高が下がらないようなので、しばらく弾いてみてもらってもっと弦高を下げたいということになったら、ジョイント部分にシムを入れることにします。

弦高を調整

というわけでこれでこのギターは完成です。

調整が完了


導電性グリスを塗る【サンバースト スティングレイのフレットレス加工-7】

金属製のノブは、弦アースをさわりながら回さないとファサファサいうことがあります。

ポットの軸と軸受けの間で電気的にショートとオープンを繰り返すので、結果的に人体をアースにつないだり浮かしたりをくりかえすことになって、まるでブリッジなどを何度も触っているのと同じ状態になります。

常に絶縁するか、常にショートさせるかのふたつの解決方法がありますが、今回は導電性グリスを使って軸と軸受けをつなぐ方法を取りました。

導電性グリスを塗る

これでおそらく全ての作業が完了ですね。