全体をチェック【ゴールドのフェンダージャパンJBのメンテナンス-1】

何度もお預かりしているジャズベースです。

ゴールドのフェンダージャパンJBのメンテナンス

ピックガードもピックアップフェンスも無しで使うと決まったそうなのでネジ穴を埋めます。 将来的には同じ色にリフィニッシュすることも。

ネジ穴を埋める

他のネックを付けていた時期があるのでポケットが少し拡げられています。 今回この隙間を埋めます。

隙間がある

ネックボリュームとマスタートーンにガリがありました。 さっそくクリーニングしてみたところ今のところ落ち着いています。

ポットのガリノイズ

指板が縮んだのでしょうか? フレットが浮いているわけではなさそうですが両端に微妙な隙間があって、フレットがところどころ手に当たります。 フレットクリーニングを兼ねて丸めましょう。 必要に応じて隙間に接着剤を詰めて固めてから削ることになります。

フレットの端が手に当たる

ポケットの塗装に亀裂があります。 何度かベースを倒してしまった頃があるらしく、単なる塗装のウェザーチェックなのかボディ材にダメージがありそうか、ネックを外したときに見ておくことになりました。 おそらくボディは問題ないと思います。

ポケット部分の亀裂


全体調整【Tokai LoveRock(20250405)のリフレット-15】

リアトーンがファサファサいっているのでポットの接点清掃をしました。

ポットの接点清掃

ナットの上面を仕上げました。

ナットを仕上げた

弦溝に追いグリスを塗っておきます。

ナットに追いグリス

弦高調整、オクターブチューニングを済ませて、ブリッジの両側にある2本のネジをロックします。 これで弦交換の度にブリッジのオクターブ位置がずれてしまうことがなくなります。

調整して固定ナットを締め込む

これで作業完了です。

作業が完了した